志苔館(しのりのたて)

所在地 函館市志海苔町

訪問日 2010年5月

函館空港の滑走路の南側にあります。道南12舘のうちの一つです。発掘調査を行いその結果に基づき昭和58〜62年度に遺構の復元整備をしました。
方形館の造りで、きれいに整備されていました。
十三湊の安東氏ゆかりの小林氏の館だと云われています。1456年及び1512年のアイヌとの戦いで戦場となり落城したそうです。
アイヌの酋長コシャマインの攻撃により12舘は次々と落城しますが、その中で茂別館と花沢舘は落城せず守られたそうです。
このコシャマインに対してそれを破ったのが武田信広で、彼はやがて蠣崎氏の養子になり、後の江戸時代には松前藩となります。

    写真は登り口のところで、空堀の上に橋が架かり、さらに土塁の前にも空堀があります。
写真のようにきれいに整備されています。
    館の内部です。東西70〜80メートル。南北50〜65メートルの広さで、建物や木柵、塀、井戸などがあったことが確認されています。
    写真は、土塁の外側からその周囲の空堀を見たところです。
    こちらは空堀の下から土塁を見上げたものです。このように土塁と空堀は中々大きく、しかもきれいに整備されています。

参考 現地説明板、「合戦の日本史」(監修安田元久 主婦と生活社) 

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