千葉御茶屋御殿

見学日 2005年4月10日(日) 本数が少ないですが桜が満開でした。
所在地 千葉市若葉区御殿町

 御茶屋御殿は、徳川家康の命で佐倉城主の土井利勝が築いたものです。1613年に徳川家康は、翌年の正月の鷹狩りを千葉県の東金で行うことにしました。その為に、船橋・東金間の道路を造ることになり、やはり土井利勝が近在の96ヶ村の名主に命じて造らせた道路が御成街道です。
御成街道は、長さ約37キロメートル、道路の幅約5.5メートルの、ほぼ一直線の道路で、現在も千葉市内にはその道路が使用されています。
御成街道の出発地である船橋には船橋御殿が、鷹狩りの地である東金には東金御殿が築かれました。その際に、途中に将軍家の宿泊所兼休息所として築かれたのが、千葉御茶や御殿です。御茶屋御殿は、一辺が約120メートルの方形をしていました。北東方向と南西方向に出入り口があります。


写真は北東方向の出入り口を外側から見たところです。

 真ん中が土橋になっていて、その両側が空堀になっています。人物の両側面は土塁です。空堀と土塁は良く残っていて周囲を取り囲んでいます。
写真は御茶屋御殿の内部から、南西側の出入口を見たところです。

 平坦な内部と土塁が囲んでいるのが分かります。土塁の高さは約2.5メートルあります。
千葉市の発掘調査では、中央から西側には礎石を持つ御主殿や御休息所等の建物や東側には台所や馬屋などの建物が会ったことが分かりました。
写真は南西側の空堀です。

 現地の説明板では、空堀は幅約5メートルの薬研堀です

参考 現地説明板等
    「図説 房総の城郭」(千葉城郭研究会編 国書刊行会) 


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