高山陣屋           


見学日 2003年7月13日 近畿日本ツーリスト歴史倶楽部
所在地 岐阜県高山市

 高山陣屋は国指定史跡であり、全国でも珍しい当時の建物が現存する陣屋跡です。さらに復元事業も進んでいますので、当時の陣屋の姿を見学することが出来ます。
1692年幕府は、飛騨国を幕府の直轄領として伊那半十郎関東郡代を兼務させます。そして高山市の天神山にあった高山城を破却させ、下屋敷を高山陣屋とします。陣屋は1725年と1816年に改修され、明治以降も県庁舎などとして使用されます。昭和44年に県事務所の移転により、高山陣屋として整備されました。

 陣屋にはガイドをしてくれる方がいました。

 高山陣屋の表御門・門番所を、内側から見たところです。天保3年に、富裕な町人の負担によって建てられたものです。
陣屋とは、御役所、郡代役宅、御蔵を総称した呼び方です。
 御役所玄関(現存建物)です。
陣屋の中心の建物で、ここで幕府から派遣された代官・郡代が飛騨国の政治を行ったところです。
代官・郡代は主に低い家柄の旗本から登用され、勘定奉行の下に属する地方行政官ですが、与えられた職権や権限は小さく、多くは勘定奉行に伺いを立てて、その指示によって仕事をしていました。
 郡代役宅です。
江戸から派遣された代官・郡代やその家族が住んだところです。当時の絵図に基づき復元されたものです。
 御蔵です。
旧高山城の三の丸にあったものを陣屋に移築しました。年貢米を入れる倉として、使用したものです。
 現在は、江戸時代から明治までの様々な資料を展示しています。

参考 「高山陣屋図録」(各務義章著 教育出版文化協会 平成15年4月28日
    現地説明板等


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