天方新城

所在地 静岡県森町向天方   天竜浜名湖鉄道 戸綿駅(周辺の駅)
見学日 2011年1月31日

 天方古城(森町大鳥井の本城山)は応永年代(1394〜1428)には、山内氏の居城でした。
戦国時代に入り天方氏は今川氏に属していましたが、今川義元が桶狭間の合戦で亡くなると今川家は次第に勢力を縮小します。城主天方山城守通興の時で、この時に天方新城は築かれました。天方山城守通興は今川家に属していましたので、永禄12年(1569)に徳川家康方の榊原康政・天野康景等の攻撃を受け降伏します。その後元亀3年(1572)、武田信玄の大軍が天方場へ迫ると、通興は武田氏と戦うことなく城を出て徳川方に身を寄せます。天方新城は落城しますが、翌年徳川方は激しい戦いののち天方新城を奪い返します。通興の死後、天方新城は廃城となったようです。 

    城への入り口が分かりにくい所でしたが、曲がり角に城への表示があります。そこから狭い道をかなり進みます。本丸が公園となっていますので、その隣まで車で行けます。駐車場と案内板・トイレもあります。
 写真は二の曲輪の土塁と空堀です。
    本曲輪の東側の空堀と土塁です。写真左手が本曲輪の土塁です。
    やはり本曲輪の土塁と空堀です。写真右側が本曲輪で、空堀の底から見たところです。
本丸は平ではなく、南側が低くなって傾斜しています。
    北側の本曲輪の空堀で、写真右手が本曲輪になります。こちらは東側よりもかなりの高さがあります。
 本丸を取り囲む空堀は良く残っていて、写真のように整備されています。

参考 現地説明板等 「静岡の山城 ベスト50を歩く」(加藤理文・中井均編 サンライズ出版) 

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